2018/06/25 16:05

ソファにはさまざまなタイプがあり、デザインや材質、座りごこちなど選ぶポイントが多くあります。

また、デザインや素材などでお気に入りのものが見つかり、購入してみたものの家に入らないなどのトラブルから
泣く泣く返品・・・ということの無いように、事前にしっかり確認することをオススメします。

ソファの選ぶポイントと、お気に入りの一品を自宅に設置する際にトラブルが無いようにするためについて
記載します。


◆ソファの構造について
ソファの構造は、基本的にフレームに衝撃を吸収するベースをつけ、クッション材で包む形になっています。

ベース部は弾力性や耐久性を左右し、クッション材の種類によって座り心地が変わってきます。

・ベース
○S字スプリング
S字型のバネを連結したのもです。山型に張ることで座った際に沈み込みすぎないようにしています。

○ウェービングベルト
細めのゴムを編みこんでベルト上にし、ソファの枠に格子状に張ったものです。
ウェービングベルトを使用することで、ソファ自体の軽量化が期待でき、さまざまなデザインに
使用可能です。

・クッション材
○ウレタンフォーム
高密度ウレタンフォームと低密度ウレタンフォーム、チップフォームがあり、それぞれを重ね合わせて
使用することが基本となっています。

○コイルスプリング
らせん状のバネを連結したものです。クッション性・耐久性に優れています。
均一性もあるため、姿勢を変えても安定したすわり心地を味わえます。

○ポケットコイルスプリング
コイルスプリングと異なり、弾力性に富んだバネがそれぞれ連結されていないものです。
荷重をそれぞれの点で分散して支えるため柔らかなすわり心地を味わえます。

内部構造は固めのすわり心地を選ばれるのか、包まれているような感じを選ばれるのかによって
クッション材の種類を決めるとあとあとの後悔を軽減してくれるでしょう。

◆ソファタイプについて
ソファのタイプについて、6つほどまとめたいと思います。

○スタンダード
オーソドックスなよく見かけるタイプです。

○L字型

リラックスタイムを過ごすのに最適なソファです。

○コーナーソファ

コーナーソファを置くことで、部屋の雰囲気ががらりと変わります。また、視線が交差する配置なので、
家族の団欒やお客様の応接シーンに最適です。

○ローソファ・フロアソファ

高さが無いため、部屋の圧迫感が少なく部屋を広く見せることができます。
また、座椅子感覚で使用できるのでこたつなどあらゆる場面に合わせることが可能です。

○ソファベッド

 ⇔ 

スペースの関係でベッドとソファをおくことができないといったお部屋に向いています。
ソファとしてもベッドとしても使える、一人暮らしに人気の機能性ソファです。

○リクライニングソファ

ゆったりと座りたいとき、寝転びたいときなど場合によって背もたれの角度を調整することができます。
フットレストつきのもの、電動タイプもありリモコンで楽に調整することができます。

座り心地もデザインも気に入ったものを選ぶことが長く使用するうえでの重要なポイントです。

◆購入にあたって考慮すべき点
・ソファを置く空間

お店の売り場の見え方と自宅では同じものと思えないほど感覚にはずれが生じます。

売り場は天井が高く配置も生活空間とは異なるため、実際に自宅に配置すると
部屋を圧迫してしまいます。

大型家具を変われる際は、どの家具でもいえることですが、部屋の配置する候補地に
新聞紙などを敷いてみることでおおよその感覚をつかみその位置の高さなども
想定した上で購入することが望ましいです。

また、搬入経路の確認も怠らないようにしましょう。
搬入経路に関しては、以前このブログに書いていますので、そちらを読んでみてください。